久留里と台風

我孫子の、NORTH LAKE CAFE & BOOKS で展覧会開催中のカイズケンさんが、

東ノハテノ国のジェノベーゼを食べているうさぎたちの、
続きの絵を描いてくれました。

うさぎたちは、十五夜の下で夜に響く久留里線の貨車のガタン ガタンという音を聞きながら、

しっぽりと白ワインに
パンとポタージュで夜更かししてます。

たぶん笑

夜の久留里の街に響く貨車の音、
なかなか良いのです。

しばらく雨だから、
このお月さまで、今年の十五夜の月は見納めです。

我孫子のNORTH LAKE CAFE & BOOKSさんで、
カイズケン 絵画展「本の虫」開催中です。
9/11(水)〜10/14(月・祝)
http://blog.livedoor.jp/kaizuken1/archives/51591593.html

東ノハテノ国では、来年2月頃にまたカイズケンさんの絵画展を企画中です。
赤いハガキの上部にあるのが、絵画展のハガキ「本の虫」展。
カイズケンさんのサイン入りハガキを買ってくださった方が、額装したのを見せてくれました。

子供達を包む星空の明かりが、
額縁にあってて素敵。
十五夜の前のうさぎたちはここにいます。
まだ、半袖を着てジェノベーゼを食べて夏の久留里の風を感じていたけど、、、
あっという間にしっぽりと十五夜に。

とってもほっとします。

【 お知らせ 】

昨夜、久留里に電気が戻りました!

 9月14日 土曜日は、
日曜日の出張の準備のため、
カフェお休みします。

9月15日曜日 日曜日は、
東ノハテノ国ブレンドを作っている、大多喜の珈琲 抱/HUG 9周年のお料理で出張です。
日曜日、是非 大多喜に来て下さいね。
とても静かで素敵なカフェです。


また、16日 月曜日 祝からカフェスタートします。

よろしくお願いします。

東ノハテノ国 の 日記 「 久留里 と 台風 」

大きな台風が来て、今週 久留里は被災地となりました。
かなりの暑さと、お年寄りが多い久留里。

心配だから、とりあえず自宅の冷凍庫でペットボトル氷を作り配り始めました。
(しかし支援活動って、やり始めはなんだか緊張して「ムダかなぁ」「迷惑だったらどうしよう」と硬直してしまう。。。)



氷ペットボトルを私の代わりに配ってくれたのは、東ノハテノ国の隣の不動産屋さん。
おかげで、カフェなんて来ないような、数軒隣の地元の方に会うことができました。


ペットボトル氷を知って、東金から駆けつけてくれた天使のような女性と旦那さん。


酵素発芽玄米の格別に美味しいおにぎりと、沢山のロックアイスをすぐに届けて下さいました。
支援を誰かのためにやるなら、これくらい真っ直ぐに思いとエネルギーを投じた方が良いのだと、

逆に戸惑いながらやってる方が役に立たなくなるんだと感じました。



氷は、保冷剤代わりに食材を冷やしたり、病気の方の薬を冷やすのに使われました。


10月に東ノハテノ国で企画展をして下さる白石さんが南房総の様子を教えて下さり、久留里と南房総市のニーズの違いや支援のマッチングの難しさを知る事が出来ました。
良い記事なので是非ご覧ください。

久留里城の下でカフェを運営する、NPOの舞ちゃんが、自らも被災中なのに、沢山の支援物資を持って来てくれた日。

どうやって配ったら良いか、一瞬戸惑い、数軒隣で商店を営むご夫婦のかわいい奥さんに相談しました。

「わかったわ」

と引き受けて下さり、

物資が来たことを知らせるために、
走って下町から上町まで行き伝えて回っている姿を偶然見て、本当にあったかな気持ちになりました。


支援は、支援する側だけでなく、支援される側の気持ちもとても大切です。

実は、今回の台風からずっと思い出していた人が居ます。

南三陸の大津波で被災した幼稚園に、土壌改良剤の支援物資を届けた時に会った人。

受け取りの窓口になってくれたのが、一番行方不明者が多いエリアの公民館で避難生活をしていたおじさんでした。

よそから来た私たちに、街の様子、災害が起きてからの体調がみんなどうなっていったのか、などいろいろ役立つ話をしてくれて、感謝してくれて、、、

気が付いたら私の方が、被災した方におもてなしを受けているような状態である事に気がつきました。

後から知ったのですが、その方は自分以外の家族全員を失った人だったんです。

これは究極のお気遣いや優しさだと、今回改めて思い起こしました。

なんとか助けたい!という思いやエネルギーを無駄にせず、優しく受け止めて、無駄なく全て活かしていく。

被災しても、結構みんな元気だったり、ヒマだったり、被災していても支援に回れる人はとても多いです。

私たちは最初、

「独居老人や困っている高齢者のひとなんて久留里にいないよ」

と言っていたんです。

しかし、表通りに出てこれないだけ、元気な私たちと接点がないだけでほんの数軒隣には困っている方がいました。

この事実が発覚したのは氷ペットボトルのおかげです。

若い人や被災地の外の人達の「なんとか助けたい!」という思いやエネルギーは、すごく大きなパワーになります。

こんな時だからこそ、
支援やお気持ちを無駄にせず、
優しく受け止めて、
無駄なく全て活かしていく。

それはやり方次第で可能!

そんな事を久留里の人から学んだ台風一過でした。

千葉県南部では未だに断水と停電が続いているようです。
1日も早い復旧を願っています。

また明日は、グツグツ動画を上げようかと思います。

東ノハテノ国 (ひがしのはてのくに)

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